「覚える」のために必要なことは2つです(その1)
塾長の阿部です。
いつも、ブログをお読みいただきありがとうございます。
よく保護者の方とお話ししていますと、こんなお話しがあります。
「うちの子は「覚え」が悪いんですよねえ(-_-;)」
この「覚え」とは「記憶すること」ですが、例えば歴史の年号や理科の化学式などを効率よく「覚える」ためには、どうしたらいいのでしょうか?
それには、二つのキーワードがあります。
その二つとは、「脳の働き方」と「脳と分かり合う」です。
〇 脳の「働き方」を大切にしましょう!!
私は「脳」の専門家ではありませので、脳研究者である池谷裕二さんが朝日新聞に書かれたエッセイから抜粋引 用させていただきます。
「脳は情報の入力(覚える作業)と定着(記憶すること)は同時にできない。なので、
入力した情報を整理整頓する猶予が必要」
少し難しいですが、この「猶予」、つまり、「必要なこと」とは、「睡眠」と「ボーとする休憩」だと池谷先生はおっしゃっています。
つまり、寝る前に徹底的に「入力して」(覚える作業をして)寝れば、その寝ている間に記憶が定着するということです。
また、入力後に寝ないとしても、何もしないで「ボーとする休憩」をすればその間に「脳が情報を整理整頓」してくれるとのことです。
ただ、休憩時間にリラックスしたいからと、テレビを見たりゲームをしたりするとその間は「入力モード」になるのでダメで、ただひたすら「ボーとする」ことが重要だということです。
脳には「脳の働き方」があるので、それを大切にしたいですね。
二つ目は、次回「脳と分かり合う」をお楽しみに!